3rd ステーション全曲レビューやっちゃうもんね

ごっちん待望の3rdアルバム。
初聞で思ったことは「バランスがいい!」ってこと。ロックな曲、ポップな曲、静かな曲、シングル、カヴァー、オリジナル、いい感じに散りばめられてる。
これはかなりヘヴィーローテしても飽きないかな?という期待を抱かせてくれた。(まぁ実際は結構飽きちゃったんだけど・・・)
それにしてもライブで見たい・聞きたい曲はかなりあるわけで。あっちこっちで言われてるけど、フツーあれでしょ、新アルバムを引っさげてライブツアー!でしょ。なんでごっちん単独ライブツアー春、夏とあれへんねん!!!!まっつ〜なんか働かせすぎってくらい働かせてるっちゅ〜のに!義経の録りちゃうかって言われてはいるけど、後浦やれるんやったらソロかてできるんちゃうの(涙)

閑話休題
音楽を聞く習慣ってのがカーステでしかないわたしにとって、家〜会社の距離が短いのでヘヴィーローテしたところでまだまだ回数は少ないわけだが、ほぼ4回り以上したんで、各曲について感想など書いてみる。


最大の失敗はこの曲をFMのOAで聞いてしまってたことかも。ってかこんなネタな曲流すなや!と言いたい。で、ラジオOA版初聞時の感想は「何かヘン」だった。とってもごっちんとは思えないウィスパー・ボイス。「何かヘン」どころか実際は、「これってホントにごっちんか?オレDLするファイル間違えたか?」とまで思ったくらい。
驚いたことに、他のサイトではこの曲の評判がすっげ〜いい。確かに曲は悪くないと思うんだけど(ウィスパーボイスも含めて)、やっぱり最初の違和感が消えない。
わしゃウィスパー系の声大好きなんだけど、それはあくまでもともとの声質がそうである場合で、なんかコレって無理やり過ぎない?
レコーディングではごっちん苦労してすっごい小さな声でマイクの感度上げまくって録ったらしいけど、そんなんじゃライブでは歌えないじゃんよ。
アルバムの最初の曲としてのインパクトはあるけどね。ツカミはオッケー、って感じか?


  • さよなら「友達にはなりたくないの」

改めて名曲だな、と思う。せつね〜。Aメロに入ってるストリングス(っぽいシンセだとは思うけど)が好きなんすよね。


  • 横浜蜃気楼

はたけサイコー(笑)いやその、プロデューサーとしてはどうだったか知らんけど、こういうロックな曲かかせたらほんとうまいわ。会社のPCでヘッポコヘッドフォンで聞いたらいつもは低音が利いててあんまり聞こえてなかった高音の部分聞こえてきて、やっぱカッコいいな、と。特にイントロとかアウトロのギター大好き。コンサートで大音量でちゃんと聞いてみたい。どうせ生バンじゃなくてオケだけどさぁ。やっぱあのセットの迫力はフツーは出ないでしょ。お願いだからヲイヲイ言わないでちゃんと聞かせてくれマジで。そゆことでわたしはこの曲ではごっちん歌ってないとこでヲイヲイ叫びません。


本アルバム中一番印象が薄い。ん〜と・・・どうなんですか?(苦笑)歌詞の女の子がかわいいとごっちんは言ってますが、そこまで聞きこんでもおらず・・・
コンサートできっと歌ったりするんだろうけど全然イメージ湧かず。フリがかわいかったらそれなりにはノレるのかも。


  • 来来!「幸福」(ライライ!シンフー)

シンガポールで乗り換えて中国へ?というほどチャイナっぽくないんだよね、曲が。もうちょっとオリエンタルな雰囲気出してもよかった気がする。歌詞に中華料理とイーアルサンスー入れりゃいいってもんでもあるまいに。
ノリはいいので、コンサートではそこそこ盛り上がるかも。


2005新春ハロー白組では松浦Ver.のオケそのまま使って歌ってたので*1、それが収録されるんだとばっかり思ってたらガラっとアレンジを変えてきて嬉しい驚き。
ごっちんのほうがサラっと歌ってて、歌い方としてはあややの感情を込めて歌い上げるって感じより、オリジナルの森高さんに近いんじゃないかな、と思う。アレンジ的にもこっちのほうが好きかも。
シンガポールで乗り換えて中国へ、と続いて渡良瀬橋(日本)だからか、バックに和楽器っぽい音(どうせこれもシンセなんでしょうが)が入ってると思うのは深読みのしすぎか。
わざわざこの曲に“後藤Version”という但し書きをつける必要があるのか?ってどっかのサイトで言ってた人がいるが、言われてみれば確かに。ハロプロ内バージョン違いだから“〜Version”というのが生きるのであって、元々カヴァーなんだからね。“後藤Version”ってつけるとハロプロオリジナルで、松浦Versionと後藤Versionがありますよ、みたいな感じ。
Wの「恋のフーガ」とかメロンの「涙の太陽」にしても“〜Version”とはつけないもんね。(誰かに説明する際に、誰が歌ってる楽曲を指すのか表す意味で“〜Ver”と便宜上呼ぶことはあるとしても)


  • ポジティブ元気!

これも初聞はラジオ音源。そのときはこりゃ盛り上がる曲だな、ライブが楽しみだ、と思ったんだけどなんか聞きこむにつれて飽きてきた。ただリズムが激しいだけで、単調過ぎる気がする。いや、んじゃ盛り上がんないか、っていえばそりゃライブではたぶんこのアルバム曲中は1・2を争う盛り上がりを見せる(ただし、アルバム聞いてこないヲタじゃない人達ばかりの客層だとそれも難しいか)だろうとは思うし、もちろんライブで楽しみな曲のひとつではあるんだけどね。


どうしてもミュージカル劇中歌というイメージが取れない(悪い意味で)。最初に聞いたのがミュージカル中で、しかもその歌い方は「シングル曲を歌手が歌う」歌い方じゃなくて、感情の一番こもったシーンなんで「泣きながら歌う」だったからかもしれない。
要するに劇中歌としてナンボ、であって、単独で歌われてもねぇ、って感じ。


文字通りの“後藤Version”。NUNのオリジナルよりさらに激しく、さらにロックに!本アルバム中この曲が一番好きかも。
間違いなくコンサートでのキラー・チューン。ヲタじゃない人もわかってノレるだろうしね。
唯一、踊りストとしてはこれソロじゃ踊れねぇよな、ってことだけが心配。フリ変えてきちゃうでしょうしね。この曲結構3人でのかけあいみたいなフリ多いから。ごまっとうのソロVer.でも3人揃わないとできない部分のフリは変わっちゃってるし。
特にサビの入りの部分「♪じゅうお〜むじん〜」のX字っていうかZ型と逆Z型を左右の手で描いているように見える印象的なフリの部分、ここは一人でもできるんだけど、三人揃わないとカッコよくないんだよねぇ。


  • ステーション

アルバムオリジナル曲の中では一番好き(シツレンジャーは厳密にはオリジナルじゃないし)。さすがアルバムタイトル曲ってところか。ごっちんは公式Q&Aでメロディーが好きって言ってますが、やっぱ歌詞が切なくて泣きそう。
駅で偶然別れた彼と出会っちゃったって曲なんだけど、夢を追って海外へ行くっていう理由でわかれたはずなのになんで?しかも自分とつきあってたときには見せたことのない笑顔だし、嫌いだったはずの人前でいちゃいちゃ、ペアルックまで・・・って書いてるだけで泣けてくるよほんとに。
バラード曲よりしっとり聞きたいんだけど、テンポやや早めで楽器はロック調のフレーズを刻んでるんで、きっとこれもコンサートじゃヲイヲイ入っちゃうんだろうなぁ。しかもよく聞きゃBメロ、PPPHに最適のリズムパターンじゃん(欝)お願いだからこの曲でPPPHヤメテ。
バカみたいに何でもヲイヲイやんのやめてくれないかねホンマに。このアルバムで最初っから最後までヲイヲイやってていい曲って「ポジティブ元気!」とシツレンジャイだけだと思うんだけど。


  • 19歳のひとり言

ラジオ音源で初聞。これも最初はいいバラードだな、と思ったんだけど(なんせ「エキゾなDISCO」、「ポジティブ元気!」のあとにこれ聞いたもんだからギャップもあるし)、何度も聞くともひとつ盛り上がりに欠ける感じ。
OngakuDBのレビューとか、ほかにもどっかで見たけど、これって「涙の星」の続篇にあたるの?う〜ん、そこまで歌詞聞きこんでないな。


  • 総括

こうやってみるとかなり辛辣だな。でも決してトータルとしての出来が悪いってわけじゃないんで。というかむしろトータルとしての出来はかなりイイと思う。アルバム内全部名曲中の名曲ばかりだったら疲れちゃうじゃん、ってかそれってベストアルバムじゃん、みたいなところあると思う。シングルにはならない・なれない(いい意味でも悪い意味でも)曲も入っているところがアルバムのよさでもあるわけで。
まぁ気に入ってるから厳しいコトも言っちゃうわけですわ。だいたい気にいらなかったら全曲レビューとかやりませんからホンマ。
ステーション、にひっかけて(?)前半海外に飛んだり、日本各地(っつても横浜と渡良瀬橋だけか)に行ったりしてるんで、後半もそのコンセプトで揃えてみるのもおもしろかったんじゃないかな、とは思う。でもそしたらシツレンジャイ入るとこないね(苦笑)



参考サイト:公式Q&AOngakuDB レビュー

*1:紅白おんなじ歌を歌うっていうコンセプトみたいなんでしゃ〜ないのかな