ずっと 好きでいいですか

3/2シングルV発売予定、フラゲ。まだ見てない。
シングル初回盤も買ったんだけどまだ聞いてなかったり(汗)実はシングルは間違って予約しちゃったという。
風信子」「YOUR SONG〜青春宣誓〜」「渡良瀬橋」と続くダルい曲連鎖に、次こそ桃キャタばりのノリノリ来い!と思ってたところにまたしてもダル〜、ってことで萎え〜な感じだったんで、「渡良瀬橋」もシングルVしか買ってないことだし*1今回もスルー、と思っていたのだけれど。
結構いいんだよねこれ。なんか心に染みる。買ってよかったかも。っつてもCD音源をまだまともに聞いてないし、シングルVも見てない状態でアレコレ言うのも何なんだけど。

んじゃなぜ取り上げたかっていうと、この記事

そこで解ったことは〈彼女達に性欲さえ持たなければ、この諸国の産物からはつんく♂の姿しか見えてこない(見えすぎる)〉という、当たり前の、しかし強烈な事実です。総ての曲がつんく♂のソロ曲です。

と言い、また、

彼等、そして今や彼女等も大量に含む、ハロプロ帝国の産物を食べて生きる人々。は、欲情という盲目性によって、つんく♂を抱き、つんく♂にぶっかけていることに気が付きません。そんなもん自盲でも何でもしてリアルに感じないようにしないとやってられないでしょう。近親相姦みたいなものだから。

と言ってますが、たぶん前半は正しい。でも後半はどうかと。気づいてないわけもなく。いろんなファンサイトでつんく一人で曲を提供してることに対しての危機感は議論されています。だからこそこの曲はサムエルの今井千尋に作曲させてるのですが。
それを知ってか知らずか、この筆者はさらにこう続けます。

この曲は、(噴き出すのを堪えながら言えば)つんく♂の曲です(笑)。文字通り、そして、文字外でも。つんく♂の恋愛観。つんく♂の青春観。つんく♂の人生観。つんく♂の世界観。アフリカ民謡のようにして、ゲシュタルト崩壊するまで繰り返す、つんく♂つんく♂つんく(後略)*2

歌詞は確かにつんくだから世界観とかそうなんだろうけど・・・むしろ、曲そのものに関しては明らかに今井千尋っぽさを(ってほど知らないので、サムエルっぽさをというべきか。あ、こっちもそれほど知らないや。え〜とつんくらしくなさを、かな?)感じるんですが、わたしだけなんですか?
この筆者が「作曲:今井千尋」のことを知らずに書いたのなら、最低作詞・作曲・編曲くらいは押さえないとこういうレビューアーとして失格だと思うので頼むから「これに関しては書けない」と言って仕事断ってください。知ってて書いたとしたら、一言言及するべきではなかったでしょうか。「変えようといろいろやってるけど変わってない」、とかなんとか。
少なくともこの文章からは最近のハロプロ楽曲事情についてさっぱり知らんという風にしか受け取れません。3曲前は谷村新二だし、前曲は森高千里(これは厳密な意味では楽曲提供じゃないけど)なのにね。もっと言えばメロンは最近外注が増えてるし。
あと、つんく♂つんくの使い分けもできてないね。文脈上全てがプロデューサーとしてのつんく♂を指してない場面でもつんく♂と表記してる。というか一箇所だけ♂がないのが単なるタイポかな。正確には作詞・作曲者としては♂マークはつきません。(ヲタだけのこだわり−も何もべつにつんく♂ヲタじゃないんだけどねぇ−と言われるかもしれませんが、モノカキとしてお金もらって−ますよね、この人?−文章書いてて人の名前間違えないのは最低の礼儀だろうってことですがな。しかも音楽業界で一応メシ食ってるなら)

言いたいこととしては「この曲で松浦が大人っぽくなったとか太ったとか痩せたとかいろいろ言われてるけど、そんなことよりつんく♂のネタギレ振りの方が気になって売り上げ予想なんかできないよ」ってことだと思うんですが。
じゃあ仕事請けるなヴォケ!って感じですか、ええ。
つんくのネタギレブリなんかみんなわかった上で「やっぱベリーズは本気だな(笑)」とか言ってるんですが、まぁそれも結局つんく♂儲けさせてるのには違いないわけですが。

んなこと言ってもたぶんハロヲタ以外にはこれが現状だと受け止められるんでしょうね、どっちかっていうとそっちのほうがヤだなぁ。

*1:ダルいのもあるけど、この曲は森高が歌ってた頃からあまり好きじゃなかったので

*2:Herr Katzeによる略